2023/01/05
耐震、制震、免震の違いとは?
近い将来に起こると言われている東南海地震。
私たちは普段からやがてくると予測される大地震を意識しながら暮らしていかなければなりません。そのようなとき、もっとも大切なのが住まいの強度です。
みなさんは「耐震」「制震」「免震」という3つの言葉の違いを説明できるでしょうか。
耐震とは
耐震とは、建物(主に壁や梁など)の強度を高めることで、地震による倒壊を防ぐ構造を指します。
地震による揺れの力は重量のある部分に強くはたらくため、全体のバランスを見ながら、補強がおこなわれます。
耐震は、もっとも一般的な地震に対する対策で、一戸建てはもちろん、学校や病院、マンション、オフィスビルなど、あらゆる建物に採用されています。
制震とは
制震とは、建物の内部に揺れを制御するおもりやダンパーといった「制震部材」を組み込み、揺れを吸収しようとする構造を指します。
一般的に地震の揺れは上層階ほど強くなる傾向にありますが、制震を採用することにより、上層階の揺れの増幅は緩和できます。
一方で、地上より揺れを小さくすることができないデメリットもあります。
免震とは
地上より揺れを小さくできない制震に対し、高層階でも地上より揺れを緩和できる構造が免震です。同構造では、建物と基礎のあいだに特殊な免震装置を設けることで、地震の揺れを建物へと伝わりづらくすることができます。
反面、設置や維持のコストが大きく、地盤そのものの強度が求められることも。
構造上、強風などでも建物が揺れてしまうことがあります。
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