2022/11/17
近年人気のスキップフロア。メリット・デメリットは?
最近注目を集めている設計・デザインのスキップフロア。でもおうちの構造や暮らし方によっては、取り入れづらかったり、イメージと違ってしまったりすることもよくあります。この記事では、「スキップフロアとは何か」を入り口に、そのメリット・デメリットを解説します。
スキップフロアとは?
スキップフロアは、各階の高さから半階層分ずらした中階層のこと。「ステップフロア」や「小上がり」などとも呼ばれます。広めに設けられた踊り場、ロフトのようなものをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。建売住宅で見かけることはほぼなく、注文住宅だからこそのデザインとも言えます。
スキップフロアのメリットは?
スキップフロアにはいくつかのメリットがあります。
①設計・デザインにメリハリが生まれ、おしゃれな間取りになる
平面的だった設計・デザインが立体性を持つことで、ほかとは一味違うおしゃれな間取りにできます。
②空間を有効活用できる
デッドスペースとなっていた高さ部分を生かせるため、同じ敷地面積でもスペースを多くとることが可能です。
③高低差のある土地を生かせる
傾斜・段差のある土地に採用することで、欠点を補うことができます。こうした土地は使い勝手の悪さから安く手に入る傾向があるため、コストパフォーマンスの高い家づくりが可能となります。
スキップフロアのデメリット
①建築費用が高くなる
一般的なワンフロアの間取りにくらべ、設計の難易度が高いスキップフロアでは、工務店・ハウスメーカーが限定されるケースもあり、費用がかさむ場合があります。メリットで挙げた「高低差のある土地を生かせる」とは、一長一短かもしれません。
②バリアフリーではなくなる
段差のある間取りとなることには注意が必要です。身体の不自由な方が家族にいる、高齢者と一緒に住んでいる、自身が高齢となるまでその家に住む計画であるといった場合には、慎重な判断が必要となります。
③空調の管理が難しい
メインフロアとは高さが異なるため、室温の差が生まれやすくなります。夏は暑く、冬は寒い空間となってしまうと、結果的にスキップフロア部分で時間を過ごすことが少なくなるといったケースもありえます。
……………………………………
オシャレな家を私らしく
「大好きなこと」からはじめる、
オンリーワンのお家づくり。
D-one home
三重県伊勢市一之木5-4-1 1F
0120-811-701(ご予約・お問い合わせはこちらへ)
■施工事例はこちら