2023/03/18
【平屋をご検討中の方へ】平屋で耐震等級3は本当に過剰設計?
こんにちは!
営業部の出口です^^
今日は、平屋をご検討中の方へぜひ知ってほしい「耐震」についてのお話です。
先日平屋のお家をご提案させていただいたのですが、これから平屋をご検討中の方にぜひ知っておいてほしいな!と思いブログを書き進めています✍
耐震等級3は当たり前
早速ですが!
皆さんは「耐震等級」をご存知でしょうか。
国が定める耐震レベルである耐震等級には1~3までの段階があり、3が最高等級とされています。
2016年に起きた熊本地震では耐震等級2の建物が倒壊した事実があり、今や耐震等級3で建てるは当たり前の時代なんです。
ちなみに、災害が起きた際に被災してはならない建物である警察署や消防署は耐震等級3で建てられています。
耐震等級3だけで本当に安心?
「それなら耐震等級3で建てれば安心!」
と思われるかもしれませんが、実は耐震等級3の中でもさらに強さのレベルがあることをご存知ですか?
それは「お家の強さを表す計算方法」で差がつきます。これを知らずにお家を建てることはおすすめしません。
詳しくはコチラで分かりやすく解説されているのでぜひご覧ください↓↓
平屋で耐震等級3×構造計算(許容応力度計算)は過剰?
さて、上記のリンクで耐震等級3×構造計算(許容応力度計算)のお家づくりが重要とわかったところで本題です。
ディーワンホームでも、耐震等級3×構造計算(許容応力度計算)のお家づくりをお届けしているのですが
平屋をお考えの方によくご質問いただくのは
「平屋でそこまでのスペックが必要なのか?」
ということです。
結論からお伝えすると
「絶対に必要です」。
平屋は2階建てと比べると、地震が起きた時に揺れの影響を受けにくいイメージがあります。
ですので2階建てより地震に強く2階建てほど耐震対策は必要ないのではないかと思われがちですが、平屋が大地震で倒れないという保証はどこにもありません。
梁や柱の接合部が木造住宅の弱点って知ってますか?
平屋だからこそLDKを開放的に広く設計したりすると地震の揺れに耐えるだけの柱や壁が少ないため、家全体のバランスが悪くなります。
地震発生時にはアンバランスな建物を支えようと柱や梁の接合部にものすごく負荷がかかるため、耐震レベルによっては平屋であっても倒壊の危険性が高まるんです。木は年々収縮し痩せていくので、新築当時は木同士ががっちり接合されていても徐々に隙間が生まれ接合部が弱くなります。昔から、接合部は木造住宅の弱点なのです。たからこそ、今のお家づくりでは接合部の強化も必須条件!
接合部のボルトの緩みは鉄同士で防ぐ
一般的な木造住宅では、梁と梁の接合または柱と梁の接合にはボルトを用いています。木に鉄のボルトで締めるので、木が乾燥により痩せた時に隙間が生じボルトが緩みます。実際に緩みが生じるのは何十年後という話ではなく、築3年のお家でも起きる話なんです。その緩みが発生するたび、屋根裏にのぼって全てのボルトの増し締めができれば良いですが現実的ではありません。
いざ災害が発生するとその緩みからひずみが発生し、最悪の事態(倒壊)を招く恐れがあります。
その点、ディーワンホームのお家(パナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャー)では接合部のボルトを鉄同士で締めあげているのでその心配がありません。
ボルトが緩まないことで「ひずみ」や「傾き」の症状が出にくい状況をつくっています。
だいぶと長くなりましたが、
結論私が伝えたいのは…
平屋も2階建てと同じく、地震に耐えうる構造が必須ということ!
何十年と住まう我が家が2階建てであれ平屋であれ、
最高峰の耐震対策をして後悔のないお家づくりにしていきましょう^^
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