2022/06/16
無垢床について
皆さんこんにちは!
営業部の齋藤です。
今回は無垢材・無垢床についてお話したいと思います。
まず無垢とは、混じりけがないということを表す言葉で、無垢床とはその名の通り一本の木から切り出した1枚の混じりけの無い板を並べて造ったフローリングのの事を言います。一般的な複合フローリングと比べると歩いた際の質感や肌触りが大きく異なります。そんな無垢床のメリットデメリットを紹介したいと思います。
メリット
①調湿
木は湿気を吸収したり排出したりしているので、湿気の多い時に湿気を吸収し、乾燥しているときには湿気を排出してくれます。これによって室内の湿度を調節してくれています。乾燥している季節では静電気が多く起こると思うのですが、その静電気も調湿の効果により抑えられます。
②クッション性・あたたかみ
無垢床は複合フローリングとくらべると、繊維方向に無数の筒状の空気層があるため、適度に柔らかく、クッション性があります。また、その空気層があることで、保温性、断熱性が高く、冬に冷たさを感じにくくなっているのも特徴になります。歩いても疲れにくいので体にも負担が少ない優しい素材になっています。
③メンテナンス性
実は無垢床は特別なメンテナンスは特に必要なく、傷やへこみなども自分で対処出来たり、時間の経過につれ目立たなくなります。
デメリット
①変形
調湿する際に木自体が膨張したり、収縮したりしています。その影響で適切な施工を行わないと、板と板の隙間が空きすぎたり、つなぎ目部分が盛り上がったり、床なりを起こしたりする可能性があります。
②傷・へこみ
適度に柔らかい特徴がある反面、木の種類によっては傷やへこみが付きやすいものがあります。
無垢床を検討される際は、このような特徴を理解の上ご検討いただけたらと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます。